2012年9月29日土曜日

プラセンタについて

  9月上旬の話なのですが、大阪府保険医協会の年金加入者の集い、というのに参加しました。

その時に隣席に座られたのが、ちょうど整形外科で開業されている先生だったのですが、レーザー脱毛やプラセンタ、ED内服治療にAGAまでされている、ということで、整形外科の治療と共に話が盛り上がりました。

プラセンタは、ヒト胎盤酵素分解物(添付文書はこちら)で 、効能効果に書かれているように、肝機能の改善効果があります。

あわせて用法及び用量の部分を読んで頂くと分かりますが、
1日1回2mlを、皮下または筋肉内に注射する。(1日2~3回注射可能) と書かれています。
美容外科でプラセンタ治療を受けたことのある方なら分かるかと思いますが、いわゆる美容外科や美容皮膚科に行くとプラセンタは、血管注射や点滴に混ぜて投与するのがポピュラーなやり方であり、それがさも当然であるかのようにHPには一切投与方法に関する注釈などはありません。
しかし、私は入っていませんが、日本胎盤臨床研究会のHPを見ると様々な情報が提供されています。
その中から抜粋すると、
プラセンタ療法を始める前に
プラセンタ静脈注射、点滴について
では、静脈注射、点滴のリスクと共に勧めていない事が書かれています。
上記資料にもあるように、そもそもプラセンタ治療は、開発当初胎盤組織を皮下に埋没しています。皮下に埋没させることにより、代謝、排泄されにくくすることで長時間の効果持続も得られます。加えて、この方法には安全性にも多数のエビデンスが存在し、だからこそ厚労省も認可しているわけです。

では、何故厚労省もみとめていない、しかも皮下注、筋注に比較して短いはずの静注、点滴が今でも行われているのか...。
これは私が美容に携わる前から行われていることですので、推測でしかないですが、
不勉強で本来の用法が皮下注または筋注であることを知らない輩は別にして、
知っているのに静注、点滴を続ける理由があるとすれば、それは
効果が少ないからこそ、頻回投与を勧めやすい、
また、
血管注射や点滴だと他のビタミン剤などを混注することにより単価を上げることが出来る。
という理由くらいしか思い当たりません。

医師として仕事をやっている限り、保険診療であろうと自由診療であろうと、患者さんの利益になるように尽くすのが普通とは思いますが、医業も一つの事業であることは事実ですし、非課税の診療報酬と異なり、自由診療の売上には課税されることも考えれば、致し方ないのかもしれません.

患者さんの立場ではどう考えられるでしょうか...

別の理由(何か有効性に関するエビデンスをお持ちとか)で静注、点滴を行っているんだ!と仰る先生がいらっしゃれば、是非学会などで皆に周知をしていっていただきたいとも思います。

◆ 参考資料 ◆
日本胎盤臨床研究会
プラセンタリサーチ
プラセンタ療法を始める前に
プラセンタ静脈注射、点滴について
 







プラセンタについて


  9月上旬の話なのですが、大阪府保険医協会の年金加入者の集い、というのに参加しました。

その時に隣席に座られたのが、ちょうど整形外科で開業されている先生だったのですが、レーザー脱毛やプラセンタ、ED内服治療にAGAまでされている、ということで、整形外科の治療と共に話が盛り上がりました。

プラセンタは、ヒト胎盤酵素分解物(添付文書はこちら)で 、効能効果に書かれているように、肝機能の改善効果があります。

あわせて用法及び用量の部分を読んで頂くと分かりますが、
1日1回2mlを、皮下または筋肉内に注射する。(1日2~3回注射可能) と書かれています。
美容外科でプラセンタ治療を受けたことのある方なら分かるかと思いますが、いわゆる美容外科や美容皮膚科に行くとプラセンタは、血管注射や点滴に混ぜて投与するのがポピュラーなやり方であり、それがさも当然であるかのようにHPには一切投与方法に関する注釈などはありません。
しかし、私は入っていませんが、日本胎盤臨床研究会のHPを見ると様々な情報が提供されています。
その中から抜粋すると、
プラセンタ療法を始める前に
プラセンタ静脈注射、点滴について
では、静脈注射、点滴のリスクと共に勧めていない事が書かれています。
上記資料にもあるように、そもそもプラセンタ治療は、開発当初胎盤組織を皮下に埋没しています。皮下に埋没させることにより、代謝、排泄されにくくすることで長時間の効果持続も得られます。加えて、この方法には安全性にも多数のエビデンスが存在し、だからこそ厚労省も認可しているわけです。

では、何故厚労省もみとめていない、しかも皮下注、筋注に比較して短いはずの静注、点滴が今でも行われているのか...。
これは私が美容に携わる前から行われていることですので、推測でしかないですが、
不勉強で本来の用法が皮下注または筋注であることを知らない輩は別にして、
知っているのに静注、点滴を続ける理由があるとすれば、それは
効果が少ないからこそ、頻回投与を勧めやすい、
また、
血管注射や点滴だと他のビタミン剤などを混注することにより単価を上げることが出来る。
という理由くらいしか思い当たりません。

医師として仕事をやっている限り、保険診療であろうと自由診療であろうと、患者さんの利益になるように尽くすのが普通とは思いますが、医業も一つの事業であることは事実ですし、非課税の診療報酬と異なり、自由診療の売上には課税されることも考えれば、致し方ないのかもしれません.

患者さんの立場ではどう考えられるでしょうか...

別の理由(何か有効性に関するエビデンスをお持ちとか)で静注、点滴を行っているんだ!と仰る先生がいらっしゃれば、是非学会などで皆に周知をしていっていただきたいとも思います。

◆ 参考資料 ◆
日本胎盤臨床研究会
プラセンタリサーチ
プラセンタ療法を始める前に
プラセンタ静脈注射、点滴について

2012年8月25日土曜日

これは便利...。 ~ナンバーディスプレイ ひかり電話エースプラン~

在宅医療や出張医療をしていると、

当然その言葉からも分かるように、自分のクリニックにいて患者さんを待つのではなく、自分が患者さんの所に出向くことが多くなります。
訪問診療や出張で治療をおこなっている間は当然クリニックには基本的には誰もいません。

もちろん他の患者さんから電話がかかってくる事もあります。この場合、自分が往診に出ているからと言って、患者さんに携帯電話に掛けてもらっていると、日本の携帯電話の通話料金は高いので大変なことになってしまう可能性があります。

結果、かかってきた電話を転送する。という発想に落ち着くのですが、これまでそのためのサービスである 「ボイスワープ」、というサービスは当院でも行っていました。
このボイスワープ。かかってきた電話を指定の電話、つまり携帯電話などに転送してくれますが、誰からかかってきたかまでは教えてくれません。
というのも、ちゃんとそこに別のサービスがあるからなんですねぇ...。(^_^;)
で、そのサービスが「ナンバーディスプレイ」というサービス。


こいつを使えば、どの番号からかかってきたかが、対応の電話機の場合は表示されます。
当然携帯電話に転送し、当該番号が電話帳に登録されていると、その人からかかってきたと表示されます。
これにより、電話を取るまでもなく、患者さんからかかってきたのか、それとも非通知の電話からかかってきたのかが分かるわけです。
患者さんからの場合、緊急性を要する場合もありますので、他の患家で訪問診療を行っていても、出ないといけない場合も出てくるわけです。
但し、なんでもかんでもお気軽に掛けてこないように、事前にどういう状況の場合に連絡するかを決めておく必要がありますが...。


加えて、ひかり電話の場合、『着信お知らせメール』というサービスまでありました。
これは、例えば留守電になっていなくても、電話をならせば全てその状況をメールで数分以内に指定のメールアドレスに送信してくれる、というサービスで、これまた便利です。
こんな感じで表示されます。(今朝の早朝ですね。(^_^;))
自宅でも時々早朝にワン切りがありますが、やはりこういった良く分からない電話は非通知ですねぇ...。(^_^;) いまどきは携帯でも非通知だと友人知人も電話に出てくれませんから、普通の人間なら非通知設定はしていませんので、非通知にしているだけで電話にでない、という選択枝もありますものね..。
ちなみに、それを地で言ったサービスもやっていますね。『ナンバーリクエスト』というそうです。非通知を通知に設定して掛ける様に自動でアナウンスをしてくれるようです。
確かに女性の一人暮らしなどでは重宝しそうなサービスですね。

 
 
ちなみに、これらのサービス自体の設定もスマホを使って出来る設定が結構あり、これまた出先で臨機応変に設定が変更できて便利です。( ̄ー ̄)
 
ひかり電話設定サイト (chromeは接続できないので御注意を。)


ここにアクセスすると、ひかり電話A(エース)の場合、
上記2サービスが設定できるようです。


 
こちらが、『着信お知らせメール』の設定
 
そして、こちらが『ボイスワープ』の設定画面です。
 

2012年8月21日火曜日

また保険料率が上がります…。

今年の5月に上がったばかりなのに、また…。



photo:01

調べてみたら、

2011/10 186 up
2011/05 347 up
2010/11 1441 up
2010/04 365 up
2009/10 59 up
2008/10 347 up

この4年で2745円も上がっています…。


年平均で687円の上昇ですが、個人事業主は事業主負担も同額あるので年平均で1374円、4年で5490円も増えているのは、事業主の立場としてはきついですねぇ…。

他国1国に5兆以上も贈呈したりして、その金使われて、日本の領土を不法占拠する金に使わせる余裕があるのであれば、そう言った金は日本国民に還元すべきで、消費税を上げる前に、社会保障費などに回して欲しいものです…。

Bones ~骨は語る~

何年か前に放送されていたシーズン1をひょんなことから見る機会を得たのですが、これが結構面白い。

毎回、基本的には1話完結のため、見始めるとずっと見ないといけない、ということも無いので、空いた時間で見れるのが良かったです。 調べると結構廉価な価格で各シーズンのDVDが出ていました。Blu-Rayも出ているようです。 シーズン1の最終回は行方不明だったお父さんが生きている、というところで終わってしまったので、シーズン2以降は、1話完結にならないのかも知れませんが、時間があれば、シーズン2以降も見てみたい気がします。

  備忘録がてら。 ボーンズ wiki

2012年8月17日金曜日

バリアアリーの施設 ~夢のみずうみ村~


今朝、出張先で興味深い特集を見ました。


表題の介護施設  夢のみずうみ村


『バリアアリー』でググって見ると、結構出てきます3年前に特集を組んでいるところもあるよう
今朝の紹介では、73歳の脳梗塞後の麻痺の方が、同施設に通うことで、それまでの状況からADLが飛躍的(言いすぎ!?(^_^;))に改善した、という趣旨のものが一部でした。
その方曰。『そこに山があるからのぼる。そこに階段があるからのぼる』
言い回しは別にして、考え方はとてもよいと思いました。もちろん数年前に特集を組まれ、今回も組まれ、その間3年とかの間でも良い結果が出ているからこそ特集も組まれているんでしょうが、そうやってエビデンスが積み重なるとやっているほうは更に自信をもって取り組んでいき、良い方向に進んでいくのでしょうね。

これは、やはり自分の親なんかでも考えますね。
何でもかんでも人に甘えるのではなく、自分でやれることはやる。
その動きや刺激が脳への入力となって、賦活化されるのだと思います。

うちの親を見ていても、3歳も若い親父は足が悪いとはいえ、テレビばかり見て、あまり動かない。
一方お袋は70代半ばが近づいて来ていても、PCでメールや検索をするだけではなく、最近はスマホ(しかもパソコンオタクの私が使っているものを、説明がしやすい、という理由だけで同じものをもたせた...(^_^;))すらも使いこなしている。

これまでに外来でお会いしてきた90代の患者さんにしても、お元気な方は、みな、杖をつきながらでも自分の足で歩き、自分の足で外来にこられます。これは北海道の雪深いところでもそうでした。

人に頼る気持ちを出した所で老化は進む。そんな気がします。

今は人に頼っている人もまずは自分で出来ることは、とにかく少しずつでもやっていくように心がけること。それが大事だと思います。
それを続けることで結構離床が進む場合もあると思います。

まだ、そこまで年齢のいっていない我々の世代は...!?

これからも自分で出来ることは自分でやり、出来るだけ適度な運動を定期的に行う。
大事なことではないでしょうか...。

手先を使うこと、自転車に乗ること、などとてもいいんですよ。( ̄ー ̄)
    

2012年8月13日月曜日

ルビーレーザー症例 0006 SK 照射後 約4ヶ月 その3

  

今日は右側面の下半分残り3個です。

 
    今回もまた照射部が分かるように、
 ・ 照射直後
 ・ 4月1日照射前
 ・ 8月3日照射後 4ヶ月2日
・ 8月3日照射後 4ヶ月2日 に照射部が分かりやすいように○をつけたもの
 
 の順で並べます。
0006 low010006 low020006 low030006 low04
 
   一番下が少し色沈でしょうか。分かる感じですが、概ね良い感じと思います。   ごらんになった皆さんはどう思われるでしょうか。 


2012年8月12日日曜日

ルビーレーザー症例 0006 SK 照射後 約4ヶ月 その2

昨日の症例のもう片方。今日は右側面です。

右側面は縦に広範囲なので上半分3個と下半分3個に分けます。
今日は上半分です。
今回も照射部が分かるように、
・ 照射直後
・ 4月1日照射前
・ 8月3日照射後 4ヶ月2日
・ 8月3日照射後 4ヶ月2日 に照射部が分かりやすいように○をつけたもの
の順で並べます。
 
0006 up01
0006 up020006 up030006 up04

・ 眉毛の部分は綺麗に落ちています。
・ 真ん中は、薄くはなっていますが、色沈のようです。経過観察です。
・ 一番下は、一番濃かった部分のみIWPを認め、薄くなっています。周囲は濃い部分への照射時、反応性に発赤を生じた部位とシミが薄いのでIWPを生じていない部分の混在です。こちらは若干色沈認めます。こちらも経過観察です。

2012年8月11日土曜日

ルビーレーザー症例 0006 SK 照射後 約4ヶ月 その1


久しぶりの投稿です。

4月に照射した患者さんが写真を撮りに来られました。



四国の方なのでこれまでは画像を撮影して送ってもらっていましたが、今回大阪に来られたので撮影をしました。
  今回、カメラは同じ条件なので比較しやすいと思います。
   右と左の両側で照射したので、まずは左側面です。
   照射部が分かるように、
・ 照射直後
・ 4月1日照射前
・ 8月3日照射後 4ヶ月2日
・ 8月3日照射後 4ヶ月2日 に照射部が分かりやすいように○をつけたもの の順で並べます。

00060006 

  口角に1番近いところは若干色沈が見られているようですが、横の2個は概ね良い経過と思われますね。   色沈部はこのまま経過観察ですね。     

2012年8月4日土曜日

オートインジェクターの取り扱い方法 ~ICI (陰茎海綿体注射)~   画像無し版

陰茎海綿体注射で検索しても、ボールペンサイズのインジェクターの写真があるくらいで、なかなかピンと来ない方も多いと思います。


他にネットに出てくる情報と言えば、局所の注射なので、心疾患があっても使用可能、ということなどでしょうか。

診療にいたる流れに関しても、追って記事にしたいと考えていますが、まずは、注射、注射って、実際どんな感じ?ということもあるかと思いますので、先にこちらを作成しました。

ちなみに本記事を参考に、HPにも掲載予定です。(作成されたら下記リンクが有効になる予定です。。)
http://ah-clinic.com/ed-inj.html


さて、説明です。
まず、以前の投稿でも使った写真ですね。
【写真部分】

ネットで検索しても、当院のオートインジェクターは殆ど出てこないと思います。
ネットに出てくるボールペン型との差異を記載しておきます。

◆ インジェクター、注射器共に 『医療機器の承認』を取得しています。
私の聞き及んでいる範囲では、ボールペン型のインジェクターは、医療承認は取得されていません。インジェクターの卸の方から、どうしてもボールペン型が必要であれば、業者さんは紹介頂けるとのお言葉は頂きました。
ただ、万が一でもトラブルが生じた場合、全てのツールが医療機器としての承認を受けているのか、はたまた厚生労働省の認可を受けていないのか。
これは、アラガンのボトックスでも述べていますが、私は患者さんの安全性を優先したいと考えています。

◆ また、サイズ的にはコンパクトな方が目立ちにくくて良さそうにも思えますが、当院のものも形状はペン型であり、かばんなどの中でも収納に関しては、それほど邪魔にはなりません。
そもそも、胸ポケットに刺して持ち歩く性質のものではない、というのが私の考えでもあります。

◆ また、ICIを利用する年齢層を考えると大体50代以上の方が多いと思われますし、場合によっては80代、90代の方も患者さんとして対象になりえます。
自分がその年齢になった場合、小さいペンより、適度に大きさがあった方がいいのでは?と思いました。
 そういう視点に基づいてグリップ感などをチェックすると、なるほど安定しているように思えます。

 注射時には右利きであれば、左で陰茎を持ち、固定し、右手でインジェクターを持って注射するのが一人で行う場合の基本です。

 この場合ボールペンを持って陰茎に押し当てるのと、当院のインジェクターを押し当てるのでは、私には大きい方が安定性があるように思えました。
また、これはパートナーの方に行ってもらう場合でも同様ではないかと思います。

【写真部分】
 針のサイズは29G。 前回書いたように、32G針をお腹に刺しても痛みは全く感じませんでした。このサイズは恐怖感との闘いであり、実際に注射をすると、
痛みを感じない、 もしくは、 液剤注入時に少し感じる?という方が多いようです。
ただ、これだけは、とにかく経験してみるしかないようです。

 全く感じず、『ほんとに入ってる?』と思われる患者さんがいるのも、また事実ではありますが...。
 ちなみに、すいません、私はそう書きつつも、まだ注射薬が不要な事もあり、トライしていませんが...。<(_ _;)>
 これは、仮に私が経験して、私が痛くなかったとしても、『無痛』と思われない患者さんが0になる、ということにはなりませんので、ご理解ご容赦ください。(^_^;)
ただ、患者さんの話を聞かせて頂いていると、自分にも必要になった時でも、結構抵抗無く出来そう、とは思っています...。


 さて、インジェクターをばらしました。

 この中に、下の注射器が入ります。注射器は、BDプラスチパック 29Gです。
添付文書はこちらです。
 30Gもあり、文献上も30Gを使われている先生もいらっしゃるようです。

 ただ、細い分、若干とはいえ注入に要する時間が増える可能性もあり、29Gでも痛みを感じない患者さんもいるレベルの痛みと思われますので、当院では手技の標準である29Gを使用します。

【写真部分】

こちらが注射器のアップです。
【写真部分】

インジェクターを中央で外します。
【写真部分】

向かって左、先端側をひっくり返します。
【写真部分】

そのまま奥まで押し込んでいくと、
【写真部分】

カチッと音がします。
【写真部分】

音がなったら、先端側を外し、注射器を中に入れます。
【写真部分】

そのまま、締めて合体させます。
【写真部分】

これで、準備完了。(右の頭部にロックも付いています。これは実際の時には説明いたします。)
あとはインジェクターを陰茎に押し当て、頭のボタンを押すと、
【写真部分】

このように針が出て、薬液が注入されます。

 薬液は勃起度と持続時間の希望も聞きながらある程度量の増減を行いますが、基本の量では、最もシビアなEDの方で0.6mlです。

 これより少し多めにカウントしても、大体3秒程度でしたので、ボタンを押して注入を開始し、6~7秒保持していれば、ほぼ確実に薬液は注入されていることになります。
 
 勃起は大体数分で開始し、オフィステスト(院内で、問診を参考に投与予定量の2/3程度の量で行います)では5分経過時と10分経過時に陰茎長を測定し、注射前とサイズを比較します。
なんとなくですが、イメージはつかめたでしょうか。

検討の一助になれば幸いです。

2012年7月30日月曜日

陰茎海綿体注射 匿名問合わせフォーム作成


 
  ICI 陰茎海綿体注射 について、やっと投稿です。
ICIに関しては、治療内容がsensitiveな内容でもあり、HPページの作成と平行して、というよりも、どちらかと言うと、HPの内容をある程度考えてから、という思いもあり、なかなか思ったようには進んでいません...。
 
当初は治療の流れや、治療内容について、HPを充実させようかと思っていましたが、それよりも、まずは問合わせをしやすい環境を作る方が良い?と考え、少し方向転換をしました。このため、少し時間がかかりました。
 
自分自身、40も半ば迎え、今はまだ大丈夫でも、ごく近い将来には人事ではいられなくなる可能性のあること。そして、人間の最も原始的な欲求の一つでありながら、食欲や睡眠欲と比較して、何故か人に言いにくいこと..。
 
というわけで、

まずは、少しでも気軽に疑問を解決できるように、ということで、作ってみました。


まずは、気軽に相談してみてもらえれば、と思います。
 
PCサイト
EDページ
ED 匿名問合わせページ
 
携帯サイト
ED 匿名問合わせページ

2012年7月29日日曜日

家族でわくわくクッキング by 三國清三 with キューピー

 今日は家内がいつの間にやら申し込み、なんと6倍の倍率を潜り抜けて参加することになった、『キューピー 家族でわくわくクッキング』に朝からかり出されていました。(^_^;)

昨年は、宝酒造のたんぼの学校 にも家族で参加したのですが、とても良い経験をさせて頂きました。
   長男が林間学校のため、残念ながら参加できませんでしたが、到着するとまず一緒に記念撮影をパチリ。
  最後に、この写真をラベルにした、オリジナルマヨネーズが記念品として頂けます。 

 2012-07-29-01 

  最初に、三國さんから味覚について、子供たちでも分かりやすいようにlectureを受けます。(この写真自体は、食後のものです...(^_^;))
2012-07-29 13.45.05

この時にスローフードについてや、子供の時の食の大事さについて説明を受けたのですが、これがとても良かったです。

今の世は、自分達の権益ばかりを優先する大多数の無責任な政治屋やマスゴミの影響もあり、日本の将来を背負っていくべき大事な大事な子供達を取り巻く環境は非常に悪いと言わざるを得ません。
  私自身、自分たちの残された短いこの先よりも、子供達の将来を憂えて、最近はブルーになることが多いのですが、昨年の『田んぼの学校』しかり、今回の『わくわくクッキング』しかり、普段は自分があまり意識していなかった、しかし、日本を代表する企業や、日本を代表する職人の方々が、こうやって地道に活動をされていることを知れたことは、国会議事堂の金曜日のデモ見学時同様、まだまだ日本も捨てたものではないんじゃない!?と少し気持ちがほっこりしました。


     さて、話がいつもの如く脱線しましたが、(^_^;)

まず、三國シェフにお手本を見せて頂き、その後我々が作ります。自作マヨネーズとハンバーグを作るのですが、これが思ったよりなかなか大変です。

  マヨネーズ作りは、マスタードに卵黄を混ぜ、そこに少しずつサラダ油を足しながらかき混ぜていくと、乳化してマヨネーズとなるそうです。
ちょっとした温度や湿度でも時間がかかるらしく、デモンストレーション時はやや蒸し暑かったせいもあり、8~10分程度はかかりました。
  見てるとなにげなくされているようでも、これが自分でやると相当疲れます。 デモ時に、時間がかかった事もあり、我々の材料を冷蔵庫に入れておくようにさりげなく指示をされたり、三國シェフの気遣いはとてもよく伝わりました。
  がんばって、出来上がると、ごらんのように、逆さにしても、マヨネーズが落ちてきません!
 2012-07-29-02
これも、見てるだけだと、『だから?』となるのかもしれませんが、子供たちも一生懸命自分でかき混ぜたり、油をたらしたりしているからこそ、達成感や喜びが大きいのだと思います。

   マヨネーズが出来ると、次はハンバーグ作りです。
材料を全部ボールにいれて、混ぜるのですが、これが写真の二つのボールの間に氷が入っていて、肉も非常に冷たいんです。
これもデモの時には何も仰ってなかったので、全く気づかなかったのですが、やってみて初めて分かることです。
  普段、お母さんがここまでして、ハンバーグを作っているかどうかは別にして、一つのものを作る大変さが分かれば、物を大事にする気持ちが生まれてくれるのかもしれません。
2012-07-29-03

   今回のクッキングは、普段子供と交流を取りにくいお父さんと子供の合作、ということで、家内がぶれぶれ写真を撮ってくれました。(^_^;) 2012-07-29-04
 これはデミグラスソースを使ったソースです。こうやって各々の家族を周りながら、気づいたことをインストラクター(お手伝いしてくれる方。うちは僕の左にいらっしゃいます)に伝え、それをインストラクターの方が、フォローしてくれます。 

  みんなで作ったハンバーグは、出来上がった家族から随時持っていき、温かいうちに試食に入ります。
 2012-07-29-05

   この年になったからこそ、思うのかもしれませんが、三國シェフも仰っていましたが、職人は『ひと手間』を惜しんではいけませんね。
  これはもちろん医療にも当てはまります。食で言えば食べる人、私たちで言えば患者さんのことを思えばあまり苦にはなりません。
  しかし、そのためには、我々で言えば自分が行った行為の結果と、それによって患者さんの喜ばれる顔を思い浮かべられるかどうかが大事なのかもしれません。

   人が相手だと、やり直しが効かない場合が多いので、慎重さも必要となりますね。

   明日からまた新しい週の始まりです..。  
 

2012年7月28日土曜日

往診バイク 逝く...

    忙しさにかまけて、更新が随分滞っていました。

久しぶりなので、リハビリも兼ねて...。(^_^;)

 
bike1
 
島町のあっとほーむクリニック時代から使っていた愛用の往診バイク。
冬の超寒い時や雨の時も往診に使っていました。
 
小回りが利いて、かつ馬力があるもの、ということで150ccを選択しました。
 
それが、最初に購入してから、もう8年くらい経つでしょうか。沖縄に移動してからも3年ちょっと。
 
最近、バッテリーがあるにも関わらず、信号待ちでエンジンが切れることが何度か。
不安になって、お世話になっていたバイク屋さんに相談したら、『キャブレターとかかなぁ。数万くらいはかかりそう(修理費)』との弁。
 
乗りつぶしては?と言われていましたが、本日エンジンを掛けると、『なんかエンジン音が甲高い音に変わってる!?これは...!?』
 
恐る恐る、再び相談に行くと...。
 
『マフラー内側が錆で穴開いてるねぇ...』 ( ̄ー ̄;)
 
沖縄の潮風に吹かれて数年。あちこち錆まくっていたので、この日が来ることは分かっていたのですが...。_| ̄|○
 
この年で暴走族になる気はないけれど、何でもかんでも『捨てられない』僕は、結局、
家内に電話して、最後の決別を...。
 
彼女の言葉は...『処分したら?』
 
そうですよね。処分するしかないですよね。このまま騒音をかき鳴らして一般市民の方に迷惑を掛けるくらいなら...。
 
後ろ髪を引かれつつ、バイク屋を後にしました...。
 
さようなら、わが愛すべき往診バイク...。
IMG00051
(すいません、超個人的な内容で...)

2012年7月18日水曜日

ルビーレーザー症例 0006 SK 照射後2週

  20代女性のSKの症例、照射後2週の画像です。


  合計15発照射したので、
  初診料3,150円+2,650円×15発+軟膏・テープ代1,050円=43,950円でした。
 6個ですので、1個当り 7,325円(税込) です。 

  こちらが、照射前の画像 0006  

こちらが照射後2週の画像です。テープが唯一残っていた部は分かりますが、あとはあまり分かりません。
0006 

 がんばってテープが剥がれないように注意して頂きましたが、1週間~10日でどうしても剥がれてしまうテープが出てきたそうです。
  分かりやすいので、下に1枚だけ残っていたテープをそのまま剥がして撮影した画像を載せておきます。
 0006 

  既に何度か書いていますが、創が完全に治癒すると、どんなに注意しても剥がれてしまうようです。
  逆に、まだ~治癒したて
だと今回のラスト1枚のようにどうにか剥がれずに残るようです。

   どんなに注意しても剥がれてしまった場合は創傷治癒機転が完了していますので、その後のテープ貼布は不要です。(遮光は重要ですが。)  

患者さんの協力が治療に最も重要なことがわかって頂けると思います。

   医者が何かをしているのではなく、医者はあくまでも患者さんの自然治癒能力ができるだけ最大限に近づくようにサポートしているだけで、最終的には患者さんの力で治しているわけです。

これは整形外科領域でも普通に見られることです。 

  ちなみに、レーザー照射後色素沈着が生じてくる可能性はあります。 なので、生じた場合は1年程度は基本的には何もせずに経過フォローしましょうね、と説明し、納得して頂きクリニックを後にしていただきました。   最後に、ちゃんと取っておいてくれたカサブタの画像も載せておきますね。 (今、ないので、後で更新しておきます。)        

ルビーレーザー症例 0006 SK 症例提示

  ADMの症例がなかなか来ませんが、SKは結構来ます。

20代女性のSKの症例です。
 
細かく見ると、右に合計6つのSKです。 

 
 
照射希望部位を決めました。
 
 
照射直後です。

 
合計15発照射したので、
初診料3,150円+2,650円×15発+軟膏・テープ代1,050円=43,950円でした。
6個ですので、1個当り 7,325円(税込) です。
 
2週後の症例は明日、up予定です。

2012年7月16日月曜日

ネット処方、ネット通販ページ 作成

 表題のページを作成してみました。当面の間試験運用してみたいと思っています。
 
 

ネット処方 ネット通販 http://ah-clinic.com/cart/chart.html

 
 

トレチノインは今後の環境整備を考えている段階なので、注文できません。
また、ソープもまだ開発中のため、注文できません。
 
 
島町のあっとほーむクリニックでも行っていたのですが、あの当時に比べると今は格段にネット環境が良くなり、遠隔医療に対する意識も随分変わってきているのではないでしょうか。

トレチノインの処方を強く希望される方は当時もとても多かったのですが、あの頃は私的には諸条件を作ってクリアできると思っていましたが、まだ周囲の理解などを含めた環境としては時期尚早と考えていました。
 
しかし、今や携帯付属のカメラですら画像が500万画素とかを軽く超えているものもあり、本人確認をしっかり出来れば遠隔診療は可能ではないかと思っています。
 
今後、少しずつHPに対する反応を見ながら、進化していけば良いかと考えています。
 
トレチノインの遠隔処方に必要な要件、流れは以下を想定しています。
・ 初診申込
    ↓
・ 健康保険証もしくは運転免許証などで、本人確認
    ↓
・ 本人に画像の撮り方確認、2週毎の画像送付の確認(500万画素以上、同一条件撮影)
    ↓
・ skypeやfacebookなどで、遠隔対診。
    ↓
・ deposit (1~2万程度を想定)を含めた料金振込
    ↓
・ 治療開始
    ↓
・ 1クール終了時点で、deposit 返金
 
 
結構煩雑ですが、交通費を掛けて来院することを考えれば、depositは戻ってきますし、直接来院しても、今の一般的な美容クリニックの対応では本人確認はほぼ皆無ですので、かなりしっかりした治療になると思っています。
 
まぁ本当に遠隔地で、美容クリニックがあまり無い地域にとって役に立てる方法が確立できると良いと思うのですが...。

2012年7月15日日曜日

Google/Yahoo/Bing 順位検索ツール

   以前、自分のサイトが検索サイトでどれくらいの順位になったかを報告したことがありました。

http://ameblo.jp/at-home-clinic/entry-11242811224.html
 
その後気づいたのですが、他の検索エンジンも同様だと思いますが、googleの検索の場合、ログインして検索をすると、その検索結果をキャッシュで残しているか何かで、順位が通常より上に上がってきます。
これはPCを変えてもログイン状態では同様のようです。(詳しい方がいて、違うようならごめんなさい。私の印象です。)
 
また、ログインしていなくても、PCが同じだと、これまたキャッシュか何かで上に上がってくるようで、過去にクリックしたところは、既にクリックしたものとして反転されています。
 
それで、これまでは普段主にchromeを使っていますが、IE8で、家族の別のアカウントでログインして検索したりすることで、順位を確認したりしていましたが、気づいたのが遅かったこともあるのか、あっとほーむクリニックが既に反転していることが多く、精確な検索順位が分かりませんでした。
 
 
 
 
それが、先日ネットで色々と検索をしていた時に面白いサイトを見つけました。
元々は、他の美容外科のブログをみたり、それを批評するブログを見ていて、その中に、
googleのページランクと言うのがあり、それで自分のブログは高いところにあるから、いいブログだ、みたいな書込があり、調べてみたところから引っかかってきました。
 
ちなみに、こちらが Googleのページランクをチェックできるサイトです。
http://pagerank.bookstudio.com/
 
当然?あっとほーむクリニックは1でした...。(^_^;) まぁまだ浅いのもあると思いますが...。
しかしまぁ、HPのランクや見栄え、出来と、実際のクリニックの中身が違うことは往々にあると思います。
何度か書きましたが、うちがクリニックを開設し、特に最初の頃に多かったのは、
「広告出しませんか」と
「ホームページから集患しませんか」
といった電話や飛び込みです。 前者は飛び込み、後者は電話ですね。
 
これだけSEOだCMS(Content Management System)だっけ?だ何だと騒がれ、医師の紹介業者同様、雨後の筍のように業者が林立(乱立かなぁ..?) している状況では、中身が無くても、見栄を良くすることは簡単だろうし、ブログだって極論、その医者の人となりを踏まえて代筆されている可能性も十分にあると思います。
でもまぁ、ある意味それが出来るのがネットのすごい所でもあるわけで。これは究極の分業ですね。
 
治療に関して言えば、いわゆるオペや注入ものなど細かい医師の作業が必要なものを除けば、機械によって行われる治療が殆どですから、こうなってくると、医者の良し悪しよりもどんな機械を入れているかが重要であって、結局は機械の性能に結果が依存する確率が高くなるわけです。
 
そういう意味では、患者さんは機械の特性と、あとはどんな機械でも起こりうるリスク(いわゆる合併症)をちゃんと理解(もしくは治療前にちゃんとリスクも含めて説明してもらう)した上で、値段やその他のサービスなどを天秤に掛けて、治療する医療機関を決めていくしかないんでしょうね。
 
以前に、人間は選ぶべき選択枝が30も40もあると、逆に悩んでしまい決められなくなってしまう。という話を読んだことがあります。
そういう意味では情報がありすぎると、またまた選択枝に迷うのでしょうねぇ。
 
そういう意味もあるのでしょう。随分前になってしまいますが、東大の吉村先生にお会いした時に機械で必要なのは、ルビーレーザーと炭酸ガスレーザーと、あと一つが記憶が今一なのですが、確かアレキサンドライトレーザーの3つあればよい、とおっしゃっていたと思います。
 

在宅 医療 往診 開放型 訪問診療 登録医
  
 
 
これは、私も実際そう思います。
まぁ、CO2レーザーはホクロ取りだけでなく、スキャナを取り付けると表皮をうすく焼けますし、アレキサンドライトは脱毛にも使えますが、当院ではホクロは電メスで事足りて、かつ器材も小さくても持ち運びも簡単ですし、手間暇のかかる脱毛に私一人で取り組むつもりはないので、いわゆる美容皮膚科は一通りは網羅出来ています。
いわゆるオペは、本来は病院のオペ場を使えると一番いいんだと思っています。そういう意味では病院が美容外科に関しては、積極的に取り入れていくことは、他の差別化にもなりますし、患者さんにも安全と安心の確率が高くなって良いとは思うんですけどねぇ...。
 
 
最後に、自分のサイトがどんなキーワードで検索されやすいか(どれくらいの順位にヒットされるか)知りたい方はこちらから出来ます。
Google/Yahoo/Bing 順位検索ツール
  http://dw230.bglb.jp/rank/

 

Google PageRank Checker

http://pagerank.bookstudio.com/

2012年7月14日土曜日

しみレーザー治療 0005 照射後4週(一部2週)

    部分的に照射してなかった患者さんの追加照射後2週、当初の照射後4週の画像です。


追加照射側は照射後2週も比較のために4週後の後に画像を載せます。
一つお詫びですが、今回の画像が少しぼやけているのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
実は、写真は基本的には 昔々買ったSONYのα100を使っているのですが、これが撮影当日に何故かCFカードを認識しなくなりました。
結局修理に出して、接続部の故障と言うことで現在修理中ですが、このために、1200万画素とかかれているのですが、日本橋のソフマップで9800円くらいで購入したデジカメで撮影したためか、細部がぼやけています。(涙)レンズもあるのですかねぇ、やはり一眼レフと単なるデジカメでは...。
現在とりあえず代替機を入手しましたので、次回分はある程度は戻るかと思います。

さて、 照射前です。
 
照射後4週(追加照射後2週)


初回照射後2週(比較他のために)


逆側です。照射前。


照射後4週です。
 

 

2012年7月13日金曜日

洗顔石鹸

 天満橋であっとほーむクリニックをしていたときには、ルビーレーザーが無かったので


主に、サリチル酸マクロゴールピーリングと東大式トレチノインをメインとして、友人知人及びその紹介の患者さんを診ていました。
 
その時に、他に普段女性が必ず使う洗顔石鹸も取り扱っていました。
 
今回、これまであまり美容に関して積極的な意見を言ってこなかった家内が、せっかくなので、洗顔石鹸を作らないか、という話をしてきました。
 
普段、あまり意見を言わない人が言うだけに、なるほど、と面白く思いました。
 
さっそく、とりあえずですが、ドクターズコスメ 洗顔石鹸作成プロジェクトを立ち上げました。(笑)
 
そう遠くない時期に紹介出来ればいいな、と思っています。
 
何か良いネーミングがあれば、皆様のお知恵を拝借できると幸甚に存じます。<(_ _)> 
 

フェイスブックってすごいかも...。

    今日は出張で沖縄に来ていますが、関空にチェックインしたところで、知人の先生から、『那覇におるでぇ』とメッセージ。



2012-07-12 18.52.45
2012-07-12 18.54.40     で、結局約2時間半後に那覇のBARで出会ってましたとさ...。 2012-07-13 00.25.50  

お互い仕事の都合ついたら会いましょう、と大阪で言ってたのに、全然会えずに沖縄でサクッと...。すごい世の中になったもんです。   また、素敵な友人関係も見せていただきました。ありがとうございます。<(_ _)> 自分も何十年も続く友人が一杯残れば良いなぁ、と思った次第でした。   しかし、お互いふけました。(^_^;)

2012-07-13 01.55.40

 ちなみに、真ん中の見目麗しき女性は、BAR風華のオーナー(?ママという?)さんです。 出して良いのか分からないので、とりあえず、私だけ...。(失礼..(^_^;))

2012年7月11日水曜日

注射針についての恐怖感

ICI(陰茎海綿体注射)について語る前にクリアすべき重大な問題があります。


私の場合だけかもしれませんが...(^_^;)

 それは、その名称が物語るように、『注射』ということは、基本的には、自分の体のどこかに『針を刺す』という行為が伴う、ということです。

 私は、仕事柄患者さんに針を刺すことは非常に頻繁にあります。笑。

 若い頃なら術前の点滴や術後の抗生剤の点滴。大学病院の時は採血まで。また今でもペイン関連で、各種ブロックや関節内注射にも当然注射が付きまといます。

 人には山ほど針を刺しているのに、自分が刺される事にはめっぽう弱く、採血されるだけでも大騒ぎして、針の刺入部を見ることなんて当然出来ません。(^_^;)

 そんな私ですが、先日フォルテオという自己注射が必要な骨粗しょう症薬の勉強会をしてもらった時に、実物の練習用のサンプルをMRさんが持ってきました。




 比較のために、ボールペンをおいてあります。
 ちなみに、こいつの針先は32Gというサイズで相当細いです。
インシュリンの自己注射などもこのサイズです。 ICIのオートジェッターも並べてみました。




 一般的に目の下のヒアルロン酸や涙袋をつくったり、ゴルゴラインのヒアルロン酸注入、ボトックス注入などが30G、インフルエンザの予防接種などが27Gですので、かなり細いのは分かるかと思います。

 次のICIの説明にもつながるのと比較のために、ICI用の注射針(29G)と比較したものをupで見ていただきます。

 左がフォルテオの針(32G)、右がICIの針(29G)


 更にアップにすると、こんな感じです。

 みてもらうと分かるように、32Gと29Gだとあまり変わりません。

 ちなみに、32Gは刺しても痛くない、ということでトライしてみました。
みましたが、この左の針をいざ腹に刺そうと思っても、どうしても躊躇してしまいます。

 3、4回、『おぉぉ~』とか言って、ためらって、そのたびにMRに『痛くないんだよねぇ~!?』
「はい、痛くありません。」


 という会話を繰り返した後、左の指で腹を思いっきりつまんで、そっちの方が痛いだろう!!?という状況で 「すっ」

 つまり『ブスっ』でもなく、『プスッ』でもなく、 「すっ」 と言う感じで、私の腹に刺さりました。(というか刺さった感覚も無し)

 ちなみに、ICIのオートジェッターは陰茎に押し当て、手元のボタンを押すと針が出てきて、自動で注入されるのですが、フォルテオの方は自分で注入します。

 上の写真で言うと、右の黒い部分を引っ張り出すと1回分が押せるようになるわけです。注入中も痛みは全く感じませんでした。ただ、練習用だったので、消毒液の臭い匂いだけが残りましたが...。

 今回の経験でよく分かったのは、どんなに痛くない、と思っていても、一度針を見てしまうとやはり恐怖を感じてしまうこと。

 これを克服するには、とにかく刺してみるしかありません。 ちなみに、私は今後は、ほいほい!
といって問題なく刺せると思います。また、仮にそれをしている時に一瞬痛みを感じたとしても、『お!やっぱり痛み感じる時もあるんか!?』位の感覚になると思います。

 これは慣れによる安心感の賜物だと思われます。 ICIに関しては、私は今の所必要に迫られていないこともあり、さすがにトレーニングで刺すまでの勇気はないのですが、常用されている患者さんにお聞きする限り、痛みを感じないこともあったり、たまに注入中に重いような感じを受けることもあるそうです。

 それよりも、ずれて陰茎海綿体に入らない時の方が血が出て困る(その方は痛いとはおっしゃりませんでした。)ということのようです。

 百聞は一見にしかず。試してみることはやはり重要です。

 バイアグラなどを使用して、腹上死のリスクをとるか、一瞬の痛みの可能性のリスクをとるのか。それは個々人で考え方は変わるのだと思います。

 ただ、その治療法が、ある方にとって、有効な可能性がある場合に、一瞬の痛みを恐れて、試さないことは、時には損になることもあるのかもしれませんね。

 あとは、よく言われる、合併症としての持続勃起症が不安要因でしょうが、御自分にあった量を、慎重に少ない量から時間をかけて設定していけば、それほど恐れることは無いと思います。

 結果だけを早急に追求して、一足飛びにdose(量)をあげてしまうことは、大事な陰茎を使い物にならなくなる可能性を秘めているわけですので、そこは自分の体をいたわるためにも、あまり焦らず、少し気長な余裕を持って、治療に当たってみる気持ちは必要かと思います。

  次回は、実際に注入前の手順を作成しようと思っています。そのあとで具体的な診察の流れ、という風に考えています。


2012年7月8日日曜日

東京出張記 ~ジャパン美容外科見学 その4~

   元オザキクリニック新宿院院長 大賀勇人先生が、4月末に開設された ジャパン美容外科の訪問記 今回で最後です。
 
前回はフィラー注入用の治療室のところまででした
 

最後は、外科系です。

 
こちらはリカバリールームです。もう1室あるそうですが、とりあえず、メインはこちらだそうです。
ドアを閉じると結構暗くなり、ゆっくり安静を保てそうでした。
 2012-07-07-japan-26
 
こちらがオペ場。
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綺麗に整理されています。
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無理やり(笑)スタッフの休憩室も撮らせて頂きました。(ごめんね。(^_^;))
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これでくるっと回って、右側から出てきたところです。
患者さんは基本的に左側から回って、オペ場の所までとなりますね。
 2012-07-07-japan-30
 
最後になりますが、これはホテルでも必ずチェックするのですが、トイレです。
パウダールームがないなぁと思っていたのですが、大賀先生の所ではトイレが設置されたパウダールーム、という形です。2つあります。
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これも面白いなぁ、と思いました。右に見えるのがトイレの扉。
左が見てわかるように、洗面所。
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その逆だったかな(忘れました。(^_^;))に、メーキャップスペースもあります。
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この後にもカウンセリングがあったのですが、ドリンクサーバーやラッセンに食いつき、時間を掛けている私に、いつもの如く爽やかに対応してくれました。
大賀先生ありがとうございました。<(_ _)>
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せっかくオザキでも一緒だったので、3人一緒でも写真撮らせてもらいました。
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全体的に、患者さんによく配慮されたつくりだと思いました。
 
また上京した時には飲みに行きましょう、と話して患者さんの予約の時間が迫ってきたので、クリニックを後にしました。
 
大賀先生、お忙しい所、本当にありがとうございました。<(_ _)>
 
 
こちらは浜松町駅側から振り返った写真で、右に曲がるとクリニック。
前に止まっているタクシーの方から私は来たことになります
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次の投稿は、ICI(陰茎海綿体)関連を考えています。